当たり前のことを少し疑ってみませんか?
普段五感について、もしこの五感が使えなかったら考えてみたことありますか。
ヘレンケラーのことを
三重苦といいますが、本当に苦しみだったのでしょうか。
見えない。聞こえない。話せない。
そのことで、私たちとは違う世界を感じていたのではないでしょうか。
日本で、三猿目・耳・口を両手で隠している3匹の猿を指す「三猿」は、
「見ざる聞かざる言わざる」ということわざの意味を示しています。
その意味とは、“他人の欠点や過ち、自分にとって不都合なことは
見たり聞いたり言ったりしない方がいい”というもので、
“弱点を突くような人やうわさ好き、口の軽い人など印象の悪い人にはならないように”
という一種の教訓のようなが思いが込められています。
このことからも、目・口・耳の使い方は大事だといえます。
当たり前になっている五感のうちの三感を使わないことで、
より深く自分の心を感じることができるようになります。
ヘレンケラーは外界と遮断されている中で自分の感受性を高めていきました。
そしてサリバン先生との出会いによって、
表現手段を知りより世界に羽ばたいていったのだと思います。
感覚を封じることで感受性を高め、より本質に迫れるのではないでしょうか。