あなたの目標設定に内発的動機を加える意義とは…?
自分の目標を立てたとき、ちょっと違和感があるな…と感じたことはありませんか?
目標としてはいい感じなんだけど、達成できる気がしないとか果てはちょっと達成したくないと感じてしまうとか…。
今日は目標設定の中でも重要な「内発的動機」についてご紹介します。
そもそも内発的動機とは何でしょうか?
リクルート「人材育成・研修・マネジメント用語集」によると、内発的動機とは「内面に沸き起こった興味・関心や意欲に動機づけられている状態のこと」を言うそうです。
要は内発的動機があることで、自分の興味や関心・意欲に基づいて動機付けされ、目標達成のためのエンジンになるということです。
みなさんの目標の中には、この「内発的動機」がありますか?
今回この内発的動機についてご紹介したのには理由があります。
それは、内発的動機があることで、あなたの目標設定が1段階アップするからです。
思い出していただくと、人から「やってね」と言われたことには気が乗らなかったことは誰にでも経験があるかと思います。
対して自分のやりたかった遊びや趣味などは時間を忘れるほど夢中になってしまうことも多かったのではないでしょうか。
そう、目標設定に一番大切なものは「内発的動機」といっても過言ではありません!
私自身のこれまでを振り返ると、「内発的動機=自分からやりたい!」というときが私の力を一番発揮できたなと思っています。
私は読書会などを主催する「リーディングファシリテーター」というものを行っています。
これは誰に言われたわけでもなく、ただ本で人が変化していくのが好きだから、という理由で7年続いています。
そう考えると、まずは自分がやりたい!という気持ちを大切にすることが重要なことが分かります。
では、その内発的動機を大切に目標を設定するには何をすればいいでしょうか。
3つのステップでご紹介します。
1.達成した時の気持ちに思いを馳せる
自分がやりたいと思っていることの目標を達成したとき、どんな気分になっているでしょうか。
それを詳細に考えてみましょう。
・誰と一緒に喜んでいるか
・どこで喜んでいるか
・どんな気分になっているか
2.その気持ちを言葉や絵にして書く(できれば手で)
1.で味わった気分をそのまま言葉や絵にして書きます。
この時パソコンやスマートフォンで打ち込んでもいいのですが、できれば手を動かすのがおすすめです。
頭の中に思い描いたものを全て出し切ってしまいましょう。
3.再度その気持ちを味わい、心地よい気分になるか確認する
書ききった気持ちを冷静になって見てみます。
それらの言葉にどんな気持ちを感じるでしょうか?
ちょっと違うな…という場合は内発的動機がない状況になっているかもしれません。
その場合は、もう一度気持ちを掘り下げる、それでも心地よさを感じない場合はやめることも考える必要があるかもしれません。
このように、目標設定に一番大切なものは「内発的動機」が大切だといっても過言ではありません。
なぜなら、内発的動機があることで、あなたの目標設定が1段階アップするからです。
まずはここで紹介したように、自分の本当にやりたいことを書いてみましょう。
書いていてちょっと違和感があったら、さらに問いかけて掘り下げてみることをおすすめします。
そうしていくと、自分の本当にやりたいことが発見されるかもしれませんよ。
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